プチセブン別冊付録より、90年代当時のメイクアップコスメ

前回までプチセブンの別冊付録より当時のスキンケアアイテムをご紹介してきましたが、今回は別の付録からメイクアップ用アイテムを一部ご紹介します。

ちょっとレトロなプチセブン別冊付録「コスメまるわかり事典」(1998年2月15日号付録)

今回はこちらの冊子「コスメまるわかり事典」(1998年2月15日号付録)が出典となります。メインのカバーガールはプチモ小針知子さんです。

ちょっとレトロなプチセブン別冊付録「コスメまるわかり事典」(1998年2月15日号付録)

メイクの手順を追ってアイテムごとに紹介されていますが、知名度が高そうなブランドのアイテムが紹介されているところだけ抜いています。

パウダーファンデーションのコーナーで紹介されているプラウディア(1997年~2005年)は資生堂の製品で、2005年に現行(2023年時点)品の「マキアージュ」に他のブランドとともに統合される形で廃盤になりました。初代CMモデルは今井美樹さんで、のちに内田有紀さんや広末涼子さん、上原多香子さんなどの当時の旬なタレントさんが続々と登場しました。

ちょっとレトロなプチセブン別冊付録「コスメまるわかり事典」(1998年2月15日号付録)

お次はリキッド系のファンデーション。こちらはいろいろなテクスチャーがあります。この冊子にファンデーションの選び方として「オイリーな人は油分が少ないパウダータイプがおすすめだけど、カバー力が弱いので素肌がきれいな人向け。」とあって、オイリー肌で肌が汚い私はどうすれば…と途方に暮れた記憶があります(-_-;)

この中でよく覚えているのはカネボウのレヴューのジェルファンデーションとff(フフ)の泡ファンデーション。フフの方は「東京ファンタジ~ア、フフ~♪」というフレーズが印象的なテレビCMで出演者が宮沢りえさんだったと記憶しているのですが、検索しても情報が出てこなかったので間違っていたらごめんなさい。

ちょっとレトロなプチセブン別冊付録「コスメまるわかり事典」(1998年2月15日号付録)

こちらはチークのコーナー。懐かしの「ブルジョワ」です。その名の通りフランス発のブランドで、1863年から約160年の歴史を誇ります。日本でも長年販売されていたのですが2014年7月末をもって撤退してしまったようです。元々井田コーポレーションが1984年に日本での総代理店として販売しはじめたようですが、その後は本家の日本法人が設立されてそちらから販売されていたみたいですね。約30年日本国内でも販売されていたので一定の年齢以上の方には割と知名度があります。

この焼き菓子みたいなビジュアルが魅力的♪向こうのコスメはデザインが秀逸なんですよね~画像の「パステル・ジュ」という商品はもうないようですが、ほぼ同じデザインの別製品が今でも現役です。

ちなみにアジアでは現在お隣韓国で唯一販売されています。ちょっと検索したらインフルエンサーらしき人が「韓国でかわいいコスメ買った~!でも韓国の製品じゃないんだね~」的な感じでブルジョワのコスメ画像を発信していたのが目に入りました。今の若い人は一周回って知らないんですね~…

ちょっとレトロなプチセブン別冊付録「コスメまるわかり事典」(1998年2月15日号付録)

最後はリップグロス。こちらのボディショップの透明グロスはすごい人気アイテムでしたね~私もリップクリーム代わりに使っていました♪

ちょっとレトロなプチセブン別冊付録「コスメまるわかり事典」(1998年2月15日号付録)

こちらではいろいろなブランドが紹介されています。コーセーのヴィセ、カネボウのテスティモ、資生堂のピエヌ…当時の代表的なブランドが勢ぞろいです。ヴィセは今でも現役。かなりのロングセラーですね~

当時ピエヌはB’zの「FIREBALL」をテーマソングに、「メイク魂に火をつけろ」というキャッチフレーズにモードなメイクが印象的なCMで一躍有名になりました。モデルさんは緒川たまきさんとケリー・チャンさん(香港出身の歌手・女優)、ミッシェル・リーさん(香港出身の女優)の3人。特にThe・アジアンビューティな香港出身のお二人の切れ長の瞳が映えるメイクがとってもかっこよかったです。当初はCMイメージ通り掲載品のパープルのグロスなど攻めた色展開が特徴でしたが、その後はソフトなイメージにチェンジしていき、先述のプラウディアとともにマキアージュに統合される形で2005年に廃盤になりました。

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