私が子供時代から大好きだったサンリオキャラクター、キキララちゃんグッズを取り上げます。
先日オークションで90年代末期のグッズをまとめて入手したのでご紹介。現行のキキララちゃんよりもやや面長で大人っぽいデザインです。グッズのデザインやパッケージがピンクでまとまっていて統一感があるため年代的にもほぼ同じ(97~98年頃)であることがわかります。
一般的にはレトロな横長顔のキキララちゃんが人気が高いようですが、私はこの時代のキキララちゃんが一番好きです。このころちょうど高校生で、当時学校で使っていた文具系のものをキキララで固めていた私にとっては、このデザインのキキララちゃんこそが青春時代の象徴でもあるのです♪
こちらは中身の部分がクリアなバニティポーチ。普通にペンケースにしてもいいですが、メイクポーチにしてもよさそう。深型で結構たくさん入ります。
リップ、マニキュア、リングというコスメ・装身具を模した「スタンプ」です。とってもキュートですが古くてインクが乾いて押せなくなっています。
こちらもスタンプ。ローラータイプのペン型です。
通常の鉛筆の半分くらいの長さの鉛筆と、クレヨンのような見た目の消しゴムです。消しゴムにはラメが入っていてきれいなのですが、肝心の消す力がイマイチ…
キーホルダー仕様のミニアドレス帳です。(単独での画像がなかったので、既出の鉛筆も一緒に写っています。)この年代はプチサイズの文具がトレンドだったのか、サンリオだけでなく他メーカーのグッズにもよく見られます。
アドレス帳の中身。プリクラを貼る箇所と名前・電話番号欄のみのシンプル仕様です。この当時は都会はともかく、田舎は携帯やPHSの普及率が低く、高校のクラスの一部の人が持っている程度でした。なので連絡先を交換する手段としてこうした手書きアドレス帳の需要もまだありました。
こちらもクレヨンを模したカラフル消しゴムセットです。(こちらも単独画像が残っておらず、既出の2本セット消しゴムが一緒に写っています)クレヨンじゃなくてクレパスかな?
余談ですが、幼稚園の時教材としてクレヨンとクレパスの両方が配布されていて、当時「なんで同じものを2個配るんだろう?」と思っていたのですが…クレヨンとクレパスって明確に違いがあるんですね。クレパスの方が柔らかくて面で色を塗ること向きで、クレヨンはやや硬いので、線を書いたりするのに向いているのだそう。だからクレヨンの先は細くなっていて、クレパスはなっていないんですね~それぞれの役割を果たすのに理にかなった形状だったわけです。
キキララデザインのセロハンテープ。未使用なのですが劣化でべたべたに溶けています。テープのデザインはパッケージの向かって右側のイラストがサンプルです。
ビニール素材のクリアなミニケース。パッケージがないので用途がわからないのですが、サイズ感は小銭入れっぽいですね。ボールチェーンが付いているのでキーホルダーのようにぶら下げることもできます。
カラーペンセット。短いペンがキャップで連結しているタイプのカラーペンです。こうした仕様のペンは私の幼少期から小学生時代(80年代~90年代初期ごろ)によく見かけました。これは97年ごろのものなので、その当時でも「こういうペンって子供のころよく使ったね。懐かしいね~」という印象でした。
ちなみにこれらの文具が作られた1990年代末期のキキララちゃん事情はというと、90年代半ばに爆発的なキティちゃんブームが起きた影響で、キキララやマイメロも便乗する形で積極的に新しいデザインを展開していました。
キティブーム到来までは、キティちゃんもキキララもマイメロちゃんもどちらかといえば低迷期で、特にマイメロちゃんはサンリオショップのお菓子以外のグッズ展開がないほどの凋落ぶりだったそう。今やキキララをしのぐ人気者ですが、そんな受難の時代もあったんですね。