ピッカピカこえだちゃんシリーズのお人形*昭和のラストこえだちゃん

タイトルの”ピッカピカこえだちゃん”シリーズは1986年にリリースされたもので、現代のものまで含むこえだちゃんシリーズの中でもとりわけ異彩を放つお人形が特徴です。以前に歴代こえだちゃん人形という記事でもさらっと紹介はしているのですが、今日はこちらを掘り下げて取り上げます。

ピッカピカこえだちゃん人形*昭和レトロこえだちゃん

こちらがピッカピカシリーズのこえだちゃんのお人形です。このシリーズの前年にリリースされたタウンシリーズで髪色がピンクにチェンジしたところは受け継いでいるのですが、トレードマークのシニョンヘアがダウンスタイルのストレートヘアになってしまい、もはや誰だかわかりません。

ピッカピカこえだちゃん人形*昭和レトロこえだちゃん

このお人形は2018年ごろに再入手したものですが、実は当時これを持っていたんです。ですが、当時はこえだちゃんだと全く認識することなく遊んでいました。この変わりようでは気づかないのも無理はない…

ピッカピカこえだちゃん人形*昭和レトロこえだちゃん

ちょっとあられもない姿になっていただきましたが、ボディの前後にあるマグネットでお洋服を固定する仕組みになっています。

頭部は植毛のためソフビ素材となっていて、胴体はプラ製。腕はレゴのお人形のようになっていて、物を持たせることもできます。専用のお洋服や小物のセットも販売されていました。

現代のほかの趣味ブログで画像を拝見すると、手作りのものや、シルバニアファミリーのお洋服を着せて楽しんでいる方もいらっしゃるようです。

ピッカピカこえだちゃん人形*昭和レトロこえだちゃん

座った状態。お洋服の都合上足を90度まで曲げることができず、少し後ろに傾いたような姿勢になります。

ピッカピカこえだちゃん人形*昭和レトロこえだちゃん

立たせた状態。ちょっと下着がはみ出ちゃいます。でも、これ以上スカートの丈が長いと座らせることができないので仕方ありません…

こえだちゃんとしてではなく、普通に新感覚の着せ替え人形として売り出せばそこそこ行けたんではないかと思いますが、こえだちゃんというには少々前衛的すぎたのか、このシリーズはあまり商業的にはうまく行かなかったと推測されます。そのため、現在でもデッドストック品が割と出回っていて入手しやすく、価格も落ち着いています。

ピッカピカシリーズのお友達にはあやめちゃん、デージーちゃん、トマトちゃん、みかんちゃんなど、お花・野菜・果物の名前が付けられていて、以前のシリーズからの継続組はこえだちゃん以外存在しません。

シリーズのメインアイテムになるハウスは”レストランのおうち”というものです。現物は入手したことがありませんが、人形の大きさが従来のものよりかなり大きいため、ハウスもそれに伴い大きめサイズであると思われます。このハウスの形状は2011年にリリースされた6代目の木のおうちのモデルになっているようです。

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