ゴールデンウィークに帰省した際、実家の自分の部屋を整理してきました。
置きっぱなしの洋服や雑誌など、かなり大胆に処分してきたのですが…なんか懐かしいものが出てきたのでちょっと公開♪
懐かしのポケベル(ポケットベル)でございます(´∀`*)
すっかり捨てたと思っていたのですが…まとめて処分するつもりで箱に入れておいて、そのまま忘れていた模様。電池入れたらちゃんと反応しました。この画面から先には進めませんが…そう、ポケベルって乾電池で動いたんですよねぇ。
ご丁寧にちゃんと説明書も保管してありました。文字入力のやり方の説明ページです。ちなみにポケベルには数字ボタンは一切ないため、メッセージを送るためには固定電話や公衆電話、携帯やPHSなどの電話機を使わなければいけないのです。相手のポケベルの番号に電話をかけ、数字ボタンで上の説明書画像の例のように入力すると文章が送信できます。
そのため、このころの学生さんはメッセージを送るため学校の公衆電話に列を成していたわけ。ポケベルにメッセージを送るために、本体も維持費も比較的安いPHSを買う…なんて今考えるとよくわからないことをしていた時代でした。
これを購入したのは1997年で、もう世の中的に多分ポケベルは衰退しはじめていた時代だったのですが…田舎だったもので。
当時、名前も顔も知らない男の子とベル友としてやり取りをしていたことがあったなぁ。どういうきっかけで繋がったのか全く覚えておらず、数か月やり取りをした後自然とフェイドアウトした気がしますが、そこもうろ覚え。当時は名前だけは聞いていたのかもしれませんが、それすら覚えていません…
あともう一つ、古い携帯電話のご紹介。2000年製なので、これも一応20世紀の遺物ということになりますね。
私が人生最初に持った携帯、ドコモのD502iです。こちらは当時使っていた現物ではなく、ポケベルの発見を機にこの記事を書くため購入したモックアップ品(店頭ディスプレイ用の端末)のため、画面表示された状態で固定されています。当時としては珍しいカラー液晶のモデルだったのですが、実際の画面はサンプルのようには鮮やかカラーではありませんでした(;’∀’)
この端末は三菱電機製で、機種名のDはひし形=ダイヤからとられています。当時の三菱製端末は数字ボタンの部分にカバーがついた「フリップタイプ」と呼ばれる型が特徴でした。カバーされていないボタンの操作だけでも電話帳に入っている番号へ電話をかけるなど、よく使う機能は完結できるようになっています。カバーのところにある「i」のボタンでiモードメニューにも直でアクセスできます。
当時主流だったストレートタイプの端末(折りたたみではなく、キー部分にカバーがついていないもの)は、持ち運ぶ環境によっては勝手にキーが押されて誤作動するリスクがありました。そのためにキーロックの機能があったのですが、使うときにいちいち解除するのが面倒なんですよね。フリップタイプは誤作動を最小限にしつつ、折りたたみのようにいちいち開かなくても主要な機能が使える使い勝手の良さがお気に入りでした。今発売されたら絶対買っちゃうくらい♪
ただ、次に機種変更した2003年頃にはどのメーカーも折りたたみタイプが主流になっていて、三菱製の端末もフリップタイプだったのは2001年春発売のD201iまでで、同年秋発売のD503isからは折りたたみになっていました。だから次は特に三菱製を選ぶ理由もなくなってパナソニックにしたような記憶があります。