昭和から平成まで~歴代こえだちゃん人形

1977年の誕生から何度もモデルチェンジしてきたこえだちゃんですが、現在手元にある歴代のお人形をまとめてご紹介してみます。

昭和から平成まで~歴代こえだちゃん人形

上段左から古い順に並べています。年代は多少ずれがありますが、順番は間違いないはずです。こうして並べてみても、”ピッカピカ”こえだちゃんの異色さが際立ちます。

こえだちゃんの人形は木のおうちとセットでご紹介されることが多いため、この画像の中で木のおうちオーナーではないピッカピカ&プラ製ピンクこえだちゃんは公式サイトでも未紹介です。(参考※タカラトミー公式サイト:こえだちゃんのれきし

以下、一緒に撮影できなかった”タウンシリーズ”と”4代目木のおうち”のこえだちゃん人形を別途画像でご紹介します。

”タウンシリーズ”のピンクこえだちゃん

”タウンシリーズ”こえだちゃん人形(1985年)

6年継続した2代目こえだちゃんが終了し、1985年に登場した初のピンクヘアこえだちゃんです。この子も木のおうちオーナーではなく、さらにタウンシリーズの展開が1985年だけと短命だったせいか、4代目木のおうちのこえだちゃんを”ピンクこえだちゃん”と称することが多く、存在を忘れられがちです。

お人形がフルカラーになったのは彼女が初。今まで省かれていたまぶたが描かれ、お口も登場しています。お口はプリントではなく薄く彫られていて、画像では見えませんが実際には笑顔のお口がちゃんとあります。髪形も変わり、よく見るとおだんごヘアではなく高め位置で結ばれたツインテールです。

”4代目木のおうち”のこえだちゃん

平成初期ソフビ製ピンクこえだちゃん

こちらが4代目木のおうちに付属していた、一般的に認識されている”ピンクこえだちゃん”です。今までのお人形との一番の違いは素材がソフビなことです。

ビジュアル面ではそれ以前のお人形に比べて頭が小さめで、”目に星”が入った漫画チックなお顔をしています。ボディはお腹ポッコリのリアルな幼児体型に近くなり、衣装もかなり変わっています。髪形はおだんごヘアに戻った…のかな?活動期間はおそらく89~90年だと思います。

90年代ラストの茶色こえだちゃん

90年代ラストアイテム「チャプチャプランド」の茶色ヘアこえだちゃん

平成18年発行のフィギュア王という雑誌(私物)から画像を引用しています。画像の説明文の通り90年代こえだちゃんのラストアイテム「チャプチャプランド」に付属していた、茶色ヘアのこえだちゃんです。画像だと初期こえだと同じ黄色ヘアに見えちゃいますが、本当はもっと茶色です。突然初期のこえだちゃんのようなつぶらな瞳に戻っています。このこえだちゃんはこのアイテムで最初で最後の登場になります。

21世紀のこえだちゃんたち

20世紀のこえだちゃんはこちらでも別館サイトでもたくさんご紹介しているため、ここからは21世紀のこえだちゃんたちの詳細をご紹介します。

2004年バージョンこえだちゃん人形

こちらは2004年バージョン。10年以上の休止を経て発売された5代目木のおうちに付属していたものです。髪色は黄色に戻り、つぶらな瞳や表情も初代&2代目の初期こえだちゃんに近くなっています。髪飾りは昔のように別パーツではなくモールドされています。

他のこえだちゃんより全体的にコンパクト。頭も大きすぎずバランスがいいです。つい最近たまたま入手したのですが、結構お気に入りです♪

2011年バージョンこえだちゃん

04年バージョンが06年までで展開を終了した後、しばらく間があいて2011年にリリースされた6代目に付属していたこえだちゃんです。

一気に現代風になりました。お人形のサイズは04年バージョンより大きくなっているのですが、頭が胴体よりかなり大きいためか縮んだ印象を受けます。かわいらしいですが目が大きすぎてちょっと違和感があります。

2013年バージョンのこえだちゃん

これが私の手持ちのお人形で一番新しい物。娘のクリスマスプレゼントの7代目木のおうちに付属していたこえだちゃんです。11年版に比べてだいぶ等身が高くなり、体もすらっとして初代のシルエットに近くなりました。

革新的な変化、といえるのはやはり足が曲がるようになったことでしょうか。(ピッカピカシリーズも曲がるのですが…)

並べて比べてみると目の大きさ自体は11年版とほぼ同じですが、目に星が入っているので黒目の面積が減っていることと、等身が高くなっているため目のインパクトがだいぶ抑えられています。

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