軽度知的障害ありの息子が4歳に。現在の発達状況

2月2日に、我が家の息子が4歳の誕生日を迎えました♪

以前の記事でお伝えした通り、息子にはとある先天性の疾患があり、その影響で発達の遅れがあります。現在「軽度知的障害」の判定を受け、昨年4月に療育手帳を取得しています。(※療育手帳取得についての記事はこちらです)

今回はそんな彼の4歳時点での成長の記録です。どの程度の遅れ具合なのか、どのような支援を受けているのかを絡めて書いていきます。

身体面での成長

まずは体格のお話です。息子の身長、体重は以下の通りです。

身長:92.5センチ
体重:12.95キロ

子育て経験のある方ならすぐにわかると思いますが、かなり小柄です。身長は4歳0か月の平均値100.2センチを大幅に下回っていますが、この低身長も疾患の特性なので異常ではありません。それにしても、臨月で生まれたのに身長46センチと大幅に平均(男子の平均身長は50センチ)を下回っていて、生まれる前からすでに疾患の影響が出ていることがはっきりとわかりますね…

息子の疾患の低身長は有名なため、独自の成長曲線が存在しています。生後すぐから1歳ごろまではその中でも少し小さめでしたが、2歳ごろからキャッチアップしてきて現在はほぼ平均の線をなぞって大きくなっているので、「順調」という扱いです。

ちなみにこの身長は健常児の2歳10~11か月児の平均身長とほぼ同じです。体格面では約1年遅れというところです。

参考資料(PDFファイル):男の子の平均身長と低身長のめやす

言語の発達具合からみた遅れの度合い

8月に個別療育として言語療法をはじめてから半年がたったので、療育園の先生と面談を行い、現在の発達具合の確認と今後の療育方針の確認をしました。

注:療育とは
障害のある子や、その疑いがある子に必要な生活・学習の支援を行うことです。現在の困りごとの解決だけでなく、将来的な自立の可能性を高めるという意味でも重要なものです。(参考リンク:療育(発達支援)とは何か/りたりこジュニア

面談時にフィードバックされた息子の「できること」をもとに以下の参考リンクで確認すると、健常児基準でいう「2歳半~3歳」の発達段階にあるようです。約1年~1年半の遅れということです。

※参考リンク:赤ちゃんが言葉を話すのはいつから?/みらのび

言語療法をはじめる前に行った発達検査では、3歳5か月時点で2歳2ヶ月相当ということだったので、1年3か月の遅れですから現在の遅れ具合とほぼ等しく、彼なりのペースで発達しているのが数字の上でもはっきりわかります。

運動面の遅れ

こちらに関しても、疾患の影響で低緊張(※全身の筋力が弱く、弛緩した状態)があるため、全体的に遅れています。疾患の特性で多少の運動制限があるため、参考資料として以下に掲載した発達表の中に確認できない項目もありますが、私の主観では身体の成長・言語の発達よりもさらに遅れ気味な印象があります。

目安として初めて歩いた月齢で比較してみると、息子の歩行開始は2歳4ヶ月。健常児は10ヶ月~1歳4ヶ月くらいの時期に大体できるようになるので、比較すると1年~1年半程度の遅れです。

体格・知的面・運動面のトータルでみると1年半くらい遅いのでしょうか。妙な言い方かもしれませんがバランスよく遅れているので、ある意味順調に成長しているとも言えます。

※参考資料(PDFファイル):発達のめやす(ジャック幼児教育研究所より)

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