レトロなカエル貯金箱&昭和ファンシーなワンちゃんデザイン陶器製貯金箱

タイトル通り、昭和の時代のファンシーな貯金箱を2点ご紹介します。

昭和レトロなファンシー貯金箱

どちらも昔から実家に置いてあった当時ものです。

昭和レトロなカエル貯金箱

まずはこちらのカエル貯金箱。子供のころからの私の愛用品です。

私の実家は自営で花屋を営んでいるのですが、時を戻してバブルのころ、田舎のなんの変哲もない自営業の花屋でも年商2千万(!)もあった時代にお客さんへの景品として配っていたものです。実家の座敷にこの貯金箱の箱がたくさん積んであったことをよく覚えています。この子を見るたびに、幼いなりにも感じていたあの頃の華やか&にぎやかな世間の雰囲気がなんとなくよみがえってきます。

昭和レトロなカエル貯金箱

カエル君のお口を引き出すとこのようにコインを入れるくぼみがあり、そこにお金を入れてお口を閉じるとコインが中に落ちる仕組みです。足が取り外し可能になっていて、そこから中身を出すことができます。

1970年代のファンシーなワンちゃんデザイン貯金箱

こちらはカエル君よりも古く、物心ついたときには実家のサイドボードに観光みやげ系オブジェと一緒に飾られていたお品です。おそらく母が独身時代に入手したものなので、1970年代のものかと思います。

かわいい犬のキャラクターに、心温まる短いメッセージ(ポエムの時もある)…私が思い浮かべる”昭和のファンシー”の典型のようなデザイン。もう少し後の時代に隆盛を極めるファンシー絵みやげに通じるものを感じます。

1970年代のファンシーなワンちゃんデザイン貯金箱

こちらはふたがなく”壊さないと中身を出せない”仕様なのですが…実は結構穴が大きいので、適当に振るとそのうち中身がポロっと出てきたりします。実家からもらってきたときは10円が入ったままになっていたのですが、上記の方法で出すことができました。

昔の貯金箱はこのワンちゃん貯金箱のように、陶器製など壊れやすい素材かつふたがないものが多かったんです。昔の漫画には登場人物が悩んだ挙句に貯金箱を金づちで壊す(それで思い切ってほしいものを買う)という描写が登場しますが、これって今の子にはあまりピンとこないですよね…なんでわざわざ壊すの?みたいに思ってそう。

そもそも今の子って現金を自分で出して使う機会があまりないんですよね。防犯面もあって、昔のように小学生が子供だけで出歩く機会は少ないですし、私の小学生時代は学校に購買部(学用品が買える売店みたいなもの)があったので必要があればお金を持って学校に行っていましたが、今はそういったものもありませんし…

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