旧姓名義のままの銀行口座の解約手続き~必要な書類は?

先日、約10年間まったく使っていなかった三井住友銀行さんの口座を解約しました。利用していない間に結婚で名字が変わり、運転免許証も更新されて旧姓から新姓への変更履歴の記載もなくなってしまい不安でしたが、無事に解約することができました。

必要な書類や手続きは金融機関によって異なると思いますが、参考にレポートしていきます。

口座解約手続きの流れ

旧姓名義のままでは解約できないため、いったん氏名変更をしてから解約手続きという手順で行います。

必要書類について

三井住友銀行さんでは、氏名変更と解約に必要だった書類は以下のとおりです。

  • キャッシュカードと通帳
  • 変更後の住所氏名がわかる身分証明書
  • 旧姓の印鑑(できれば届出印)
  • 新姓の印鑑(三文判でOK)

キャッシュカードと通帳

解約に伴い銀行に返却することになります。最近は通帳がないタイプ(ネットバンキングで取引履歴や残高を確認する)の口座も多いので、その場合はキャッシュカードだけで大丈夫です。

もし紛失していて返却できない場合は、銀行の様式にしたがい紛失届を提出する必要があります。

身分証明書

事前に何も問い合わせをせずに行ったので、名字の変更履歴がわかる身分証明書がないと…と考えてわざわざ戸籍抄本を取得したのですが、現在の姓の身分証明書があれば良いそうです。私は免許証を提示しました。

旧姓の印鑑

私は届出印を保管してあったのでそれを持っていきましたが、届出印でなくても手続きはできるようです。ただし「紛失届」や銀行印の「変更届」など、提出書類が増える可能性がありますので、あれば届出印を持っていくに越したことはないでしょう。

もし「旧姓の印鑑を全部処分しちゃった…」というときは実家で借りるか、100円ショップなどで三文判を用意するしかないですね…

新姓の印鑑

氏名変更書類に「新たな届出印」として押印するために必要です。もう解約するだけなのでなんでも構わないと思います。

解約手続き完了~残高の返金

さほど混んでいなかったので書類を書く時間を含めても15分程度で私の方の手続きは終わりましたが、口座を持っている支店と解約手続きをした支店が別のため、確認に多少時間がかかり事務処理の完了まで30分近く待ちました。娘も一緒に行ったのですが、おもちゃを貸してくれたので、特に退屈することはありませんでした。

最後に残高と利息を返却されて手続きは完了です。残高は631円でした。身辺整理ができてすがすがしい気分になりました♪

もともと新卒の就職先の給与受取口座が三井住友さん一択だったので口座を作りました。東京で働いていたときはとても便利に使っていたことを懐かしく思います。本当にお世話になりました♪

地元に戻ってからは支店どころかATMすら近所になくて休眠口座状態になってしまいました。メガバンクは全国展開とはいえ、サービス圏が都市部に集中するので県庁所在地在住じゃないと利用が難しいんですよね…もっと早く解約したかったんですけど、そもそも支店もすごく遠くて行けなかったんです(;’∀’)

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