Mother's Life

1980年代初期生まれの主婦が送る、80~90年代の女子の懐かしカルチャーをご紹介するブログ。妊娠・出産・育児ネタもついでに。

マカのサプリと排卵の遅れの関係性について

      2022/01/07

(2021年5月23日 大幅加筆修正)
最近の大幅なブログ内容の見直しにより、サプリに関する記事は信憑性の問題で一律非公開にしたのですが、”マカ 排卵 遅れる”などの検索ワードでこのページにたどり着く人が多く、なにげに当ブログでアクセス数が一番多いのです。

そこでこの記事については無責任に引っ込めるのではなく、内容を精査して再度公開することにしました。

まず、当初記載していた私のマカ服用の経緯は以下の通りです。

クロミッドを飲んでいるのに排卵が遅れています

本来ならもうすでに排卵が起こって高温期になっているはずですが、体温が上がりません。自然な周期ならいつものことですが、今はクロミッドを飲んで排卵のコントロールをしているので本来はあり得ないはずなのです。

そこで、思い当たる節を考えてみると…最近妊活のモチベーションが下がっていて、「この周期はもういいや…」的な気持ちになり、クロミッドの服用のためにやめていたあるサプリを飲んだのです。それがマカでした。

3日前と昨日の夜の2回飲んだだけなので、”そんなに影響があるかな…?”と自分でも半信半疑ですが、マカは不妊に悩む人が集まる掲示板でも賛否両論なよう。排卵が遅れた、今まで排卵できていたのにできなくなった、などの声がある一方、マカを飲んでから生理周期が整ったいう意見もあります。

とりあえず私は今日からマカの服用はやめますが、なぜこうなったのか、自分なりに調べてみたことを書いていこうと思います。(※一応このあと、予定日より5日ほど遅れて高温期に入ったので、周期は狂いましたが排卵自体は無事にしたようです。)

そもそも私はなぜマカを飲んでいたのか

(ここから、2021年に加筆修正した部分です。)
おそらく、もともとは主人に飲ませる目的で購入したんだと思います。マカといえば一般的には男性のアレ関係を元気にする効能のイメージが強いと思いますので…でも、結局数回飲んでそれっきりになってしまったんです。

開封済のものはフリマアプリに出品できないしもったいない…とネットで調べ、生理の周期が整うという体験談を見つけ、とりあえず女性が飲んでも問題なさそうなので服用しました。クロミッド服用開始以前に飲んでいた時は、良くも悪くも体感できる変化は何もなかった記憶があります。

マカの効能・その根拠は

マカといえば思い浮かぶのは前述の通り男性の”元気”さをアップする効能です。こちらは、精子の質をアップさせるといわれる”アルギニン”と、性欲を高める”グルコシノレート”いう成分によるもので、この点に関してはそれなりに研究結果も出ているようです。

一方女性向けの効果として挙げられている主なものは、更年期障害の改善や美肌効果です。(※参考サイト:マカ|成分情報|わかさの秘密(Powered by わかさ生活))リンク先のサイトを見ると、美肌効果については上述のアルギニンが成長ホルモンの分泌を促し、老化で衰えた新陳代謝を促すというメカニズムが明記されているのに対し、更年期障害の改善については”何がどのように効果をもたらすのか”という点には触れられていません。

更年期障害の主な原因は、女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していくこととされています。(※出典:日本産婦人化学会公式サイト)だとすると、マカにはエストロゲンに似た働きをする(あるいは分泌を促す)成分が含まれているから更年期障害が改善するのでは?と考えるのが自然な気がしますので、この仮説をもとに話を進めていきます。

マカで排卵障害が起こる理由の推測

女性ホルモンにはエストロゲンともう1種、プロゲステロンが存在し、この2つが交互に増減を繰り返すことでバランスを保っています。

具体的には、低温期(卵胞期)にはエストロゲンが増加し、排卵とともに減少し、高温期(黄体期)になるとプロゲステロンが増加するサイクルで排卵や生理が起こるのですが、エストロゲンを増やす作用を持つものを摂取することでエストロゲンが常に過剰な状態になってしまうと、このサイクルが崩れてしまうのです。

エストロゲン様成分を含んだ有名なものとして、ひと昔前にバストアップサプリとして話題になったプエラリア・ミリフィカがあります。実はこちらについては月経不順や不正出血等、女性特有の生理作用に影響を与える副作用が多数報告され、厚生労働省の公式資料で検証内容が公開されています。

◆参考資料:プエラリア・ミリフィカを含む「健康食品」について(PDFファイル)

また、日本医師会もかなり大々的に注意喚起を公式サイトに掲載しています。(参考サイト:「プエラリア・ミリフィカ」を含む健康食品の使用にご注意を!

プエラリア・ミリフィカの場合は、塊根の部分に植物性のエストロゲン様成分が含まれていることが確認されています。マカにもエストロゲン様の成分が含まれていると仮定すれば、同様の健康被害が起こる可能性は十分にあります。

マカのサプリをどのようにとらえればいいのか

マカのおかげで妊娠できたと思っている人を否定するわけではありません。今までに挙げてきた成分以外にもミネラルやアミノ酸など体に良い成分をたくさん含んでいることは事実なので、たまたま何かの成分が体に合い、妊娠にプラスになる体質改善が起こる可能性もあるからです。

ただ、上述の通りエストロゲンの量を増やす作用の可能性を完全には否定できないため、私個人はリスクを取ってまであえて飲む必要はないと判断しています。ミネラルやアミノ酸は単体サプリでも摂取できるわけですし。

最後に、上述した参考サイトの資料から抜粋すると…(10ページ目より)

  • 強い女性ホルモン様物質を含有することから、安易に使用せず、特に妊娠中・授乳中・小児の使用は避ける。
  • 女性ホルモンに影響する医薬品や治療を行っている人が自己判断で安易に使用することは避ける

上記はあくまで、”プエラリア・ミリフィカ”に含有食品に対する注意事項ですが、ここまで説明してきた仮説が正しければ、この注意喚起は同様に当てはまるはずです。やはり、妊活中の人は服用はやめておいた方が無難でしょう。

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