子供時代、近所の薬局（薬店）に行くといろいろなノベルティ（販促品）がもらえましたが、今回はその中の一つで、特に印象深かったアイテムをご紹介。
このイラストは、週刊新潮の表紙画を長年担当されていたことで知られる谷内六郎氏の作品です。裏側の写真を撮り忘れてしまいましたが、今もおなじみ大正製薬の「リポビタン」のノベルティで裏に製品名と画像、配布店の名入れがされています。こちらは最近メルカリで入手したもので、都内の薬局名が入っています。住所記載もあったので調べてみましたが、現在は美容院になっていました。
我が家にあったものはイラストはこれと同じでしたが、比較的新しいようでプラ製の骨組みでした。谷内氏の別作品のバージョンも数多くあり、それなりに長期間配布されていたことが伺えます。
幼い姉弟が桟橋に並んで釣りをしている姿と、遠くで上がる打ち上げ花火が写る静かな水辺。夏の夜のノスタルジーを感じるイラストです。
こちらは同じく谷内氏の作品のポストカードで、これ自体は当時ものではありません。ただ、このイラストのうちわも昔実家にあったため掲載しました。ほかの絵柄は割と見かけるんですけど、この絵柄のうちわはあまり中古市場に出てこないんですよね。当時家には谷内氏のうちわが３種類あった記憶があるのですが、もう一種類の絵柄がどうしても思い出せない…
谷内氏の作品は昔から好きでしたが、最近になって好きな点が増えまして…それは、谷内氏の絵に頻繁に登場するのが「姉弟」であることです。我が家も長女＆長男の二人姉弟で、イラストの姉弟に重ねて見てしまいます。どうやら谷内氏のお子さんがうちと同じく二人姉弟だったようで、おそらくお子さんをモデルに描いているのでしょうね。
