90年代ティーンズ香水事情/fromプチセブン

往年のティーン雑誌プチセブンの特集記事より、90年代(末期)のティーンに人気だった香水をご紹介いたします。

プチセブン1999年4月1日号の別冊付録「ティーンの香水にLOVEBOOK」

元ネタはプチセブン1999年4月1日号の別冊付録「ティーンの香水にLOVE♥BOOK」です。カバーガールは専属モデルの竹下玲奈さん。

プチセブン1999年4月1日号の別冊付録「ティーンの香水にLOVEBOOK」

1位は以前に当ブログでもご紹介したヌーヴコロン(資生堂コスメニティ)です。「香水」ランキングだから数千円のものばかりがランクインするかと思ったらまさかのプチプラでした。

このコロンは身近な果物・スイーツ系の香りで、学校にもつけていけるところが魅力でした。紙面に登場している読者の意見で「花の香りとかは気持ち悪くなっちゃうのでこういうのがいい」というものがあります。高校生らしい納得の理由ですね。

2位のcK-one(カルバンクライン)、4位のウルトラマリン(ジバンシー)はユニセックス系の香りで人気でした。両者とも2024年現在も現役です。

3位のプチサンボン(タルティーヌエショコラ&ジバンシー)。「フレッシュフローラルノートだけど、ティーンにとっては「せっけんの香り」という声が多数」とありますが、私はそんなにせっけんっぽく感じませんでした。子供用の製品として開発されているので、やさしい香りでティーンにも使いやすいことは確かです。

プチセブン1999年4月1日号の別冊付録「ティーンの香水にLOVEBOOK」

この中で当時持っていたのはブルガリのプールオム。今も人気がありますよね。正直香水が苦手な私でもこちらは大丈夫でした。ちなみに「プールオム」はメンズ製品で、女性向けの「プールファム」というのもあったのですが、プールオムの方が人気だったんですね。プールファムは廃盤になっているようです。

11位のレベルドゥリッチ(ニナリッチ)。すでに廃盤ですが、瓶の形が好きで一度購入してみたかったんです。ニナリッチの香水は過去のものも含め、瓶の形が凝っていて美しいのが特徴です。香り違いで全3種類あり、この画像のものはトマトとラズベリーの香りのナンバリング1で1番人気だそう。ちなみに2は青いボトルでアーモンド、3は黄色いボトルでりんごとどれも食べ物系の香り。2については当時浜崎あゆみさんも愛用されていたのだとか。

10位のグランサンボン(タルティーヌエショコラ&ジバンシー)。プチサンボンのお姉さんバージョンなので、プチサンボンより少し甘めの香りでした。

12位のcK-be(カルバンクライン)。cK-oneより個人的にはこっちの方が好き。学生時代にバイト先のお兄さんがつけていました。すっきりとした、洗剤っぽい清潔感のある香りが好きでした。

このページで取り上げたランキング14位までのアイテム中半数以上が現役です。この雑誌の発売から25年近く経過しているのにすごいですね。

化粧品は目新しい成分やカラー、テクスチャーがどんどん出てきて入れ替わりも早いですが、香り物は流行に左右されにくいのかな。よく「香りは記憶と連動する」と言いますが、確かに香りをかいだときに当時の光景が頭の中にふっと蘇る感覚があります。

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